AWS CLI バージョン2を使って特定のインスタンスの情報を取得してみます。
AWS CLIのインストールがまだできていない場合はこちらから実施してください。(Ubuntu環境で実施しています。)
AWSで構築したUbuntuにAWS CLI v2をインストール
AWS CLI バージョン2をインストールしてみたので、その方法についてメモ書きです。 AWSを運用管理していく中では必須の機能となり、何かを「自動化したい」場合に役立ちます。 AWS CLI(コマンドラインインターフェース)については公式...
AWS CLI設定
AWS CLIを使うにあたり事前に設定しておく必要がある項目があります。
$ aws configure
次の項目を設定します。
「AWS Access Key ID」
「AWS Secret Access Key」
「Default region name」
「Default output format」
「AWS Access Key ID」、「AWS Secret Access Key」についてはIAMでユーザを作成し、発行してください。
「Default region name」は東京リーションなら「ap-northeast-1」です。
「Default output format」はjsonを指定します。
インスタンス情報の取得
次のコマンドで指定したインスタンスの情報を取得してみます。
「i-XXXXXXXXXXXXXXXXX」には情報を取得したいEC2インスタンスのインスタンスIDを指定してください。
$ aws ec2 describe-instances --instance-ids i-XXXXXXXXXXXXXXXXX
次はここで取得したインスタンス情報の中から「PublicIpAddress」を抽出してみます。
jqインストールしてPublicIPを取得
取得したインスタンス情報をフィルタするためのjqコマンドをインストールします。
$ sudo apt install jq -y
インストールが出来たら実際にjqコマンドでフィルタしてみます。
$ aws ec2 describe-instances --instance-ids i-XXXXXXXXXXXXXXXXX | jq '.Reservations[].Instances[] | .PublicIpAddress'
これでPublic IPアドレスを取得することができます。
"xxx.xxx.xxx.xxx"