cronを設定してみたものの、設定の時間になっても動いている気配がない場合はcronのログファイルを確認してみる必要がありますが、デフォルトではログファイルの出力がコメントアウトされています。
cronの実行ログの出力設定方法について紹介します。
試した環境
今回、試した環境です。
cat /etc/os-release
NAME="Ubuntu" VERSION="18.04.5 LTS (Bionic Beaver)" ID=ubuntu ID_LIKE=debian PRETTY_NAME="Ubuntu 18.04.5 LTS" VERSION_ID="18.04" HOME_URL="https://www.ubuntu.com/" SUPPORT_URL="https://help.ubuntu.com/" BUG_REPORT_URL="https://bugs.launchpad.net/ubuntu/" PRIVACY_POLICY_URL="https://www.ubuntu.com/legal/terms-and-policies/privacy-policy" VERSION_CODENAME=bionic UBUNTU_CODENAME=bionic
設定ファイル
50-default.confを開きます。
vi /etc/rsyslog.d/50-default.conf
#cron.*の先頭の「#」を外します。
#cron.* /var/log/cron.log
↓↓↓
cron.* /var/log/cron.log
書き込みできるように権限を変更しておきます。
chmod 646 /etc/rsyslog.d/50-default.conf
rsyslogのサービスを再起動してください。
service rsyslog restart
cron実行ログの場所
cron実行ログは先ほどの設定ファイルに書かれている通り「/var/log/cron.log」に出力されます。