お役御免になったノートPCにLinuxをインストールして、ちょっとしたサーバとして再活用するケースがあると思います。
サーバとして利用する際にノートパソコンを閉じたままでもサスペンドしない設定にしておく方法をご紹介します。
試した環境
今回、試した環境です。
cat /etc/os-release
NAME="Ubuntu" VERSION="20.04.1 LTS (Focal Fossa)" ID=ubuntu ID_LIKE=debian PRETTY_NAME="Ubuntu 20.04.1 LTS" VERSION_ID="20.04" HOME_URL="https://www.ubuntu.com/" SUPPORT_URL="https://help.ubuntu.com/" BUG_REPORT_URL="https://bugs.launchpad.net/ubuntu/" PRIVACY_POLICY_URL="https://www.ubuntu.com/legal/terms-and-policies/privacy-policy" VERSION_CODENAME=focal UBUNTU_CODENAME=focal
カバー(蓋)を閉じたときの設定
logind.confを開きます。
vi /etc/systemd/logind.conf
HandleLidSwitchの値を「ignore」に変更します。
#HandleLidSwitch=suspend HandleLidSwitch=ignore
変更した設定を反映させます。
systemctl restart systemd-logind
電源制御の設定
設定 → 電源管理 → サスペンド、電源ボタン
自動サスペンドを「オフ」にします。