TeamsのチームをPowerShellでまとめて削除します。
年度末に不要になったチームをまとめて削除したい時に1件ずつ手動で削除するのではなく、PowerShellで削除しましょう。
PowerShellでTeamsに接続
まずはPowerShellを起動してTeamsに接続します。
接続方法についてはこちらをご覧ください。
CSVファイルを準備
削除するチームの一覧をCSV形式で準備します。
ここで指定するGroupIDはチームに付与されている一意なIDです。
Get-Teamでチームの一覧を取得するとIDも表示されます。
GroupId
aaaaaaaa-1111-aaaa-1111-aaaaaaaaaaaa
bbbbbbbb-2222-bbbb-2222-bbbbbbbbbbbb
cccccccc-3333-cccc-3333-cccccccccccc
CSVファイルはUTF-8形式で保存してください。
※Excelで作成して、保存する時に「CSV UTF-8(コンマ区切り)(*.csv)」を選択
PowerShellコマンドの実行
下記の構文を環境に合わせて書き換えてください。
Import-CSV <CSVファイルフルパス> | foreach { Remove-Team -GroupId $_.GroupId; }
例えばCSVファイルをCドライブのTempフォルダに「DeleteTeam.csv」というファイル名で保存した場合
Import-CSV C:\Temp\DeleteTeams.csv | foreach { Remove-Team -GroupId $_.GroupId; }
削除したチームの一覧
削除したチームを確認するために一覧表示してみます。
Azure Active Directory PowerShellモジュールを使用します。
まずはPowerShellを起動してAzure ADに接続します。
接続方法についてはこちらをご覧ください。
一覧表示するコマンドはGet-AzureADMSDeletedGroupです。
ただ100件までしか表示されません。100件以上確認する場合はAllパラメータを付与して実行してください。
Get-AzureADMSDeletedGroup -All 1
削除したチームを復元
削除してはいけないチームを削除してしまった場合、30日以内であれば復元することができます。