前回TeamsのチームをPowerShellでまとめて削除しましたが、削除してはいけないチームを大量に削除してしまいました。
削除したチームをPowerShellでまとめて復元します。
Azure ADに接続
Azure Active Directory PowerShellモジュールを使用します。
まずはPowerShellを起動してAzure ADに接続します。
接続方法についてはこちらをご覧ください。
CSVファイルを準備
削除するチームの一覧をCSV形式で準備します。
ここで指定するGroupIDはチームに付与されていた一意なIDです。
削除されているチームの一覧はGet-AzureADMSDeletedGroupで取得できます。ここで表示されるIDがGroupIDです。
■作成するCSVファイル
GroupId
aaaaaaaa-1111-aaaa-1111-aaaaaaaaaaaa
bbbbbbbb-2222-bbbb-2222-bbbbbbbbbbbb
cccccccc-3333-cccc-3333-cccccccccccc
CSVファイルはUTF-8形式で保存してください。
※Excelで作成して、保存する時に「CSV UTF-8(コンマ区切り)(*.csv)」を選択
PowerShellコマンドの実行
下記の構文を環境に合わせて書き換えてください。
Import-CSV <CSVファイルフルパス> | foreach { Restore-AzureADMSDeletedDirectoryObject -Id $_.GroupId; }
例えばCSVファイルをCドライブのTempフォルダに「RestoreTeam.csv」というファイル名で保存した場合
Import-CSV C:\Temp\RestoreTeam.csv | foreach { Restore-AzureADMSDeletedDirectoryObject -Id $_.GroupId; }